世界でもトップレベルの教育水準を誇るシンガポール。留学生受け入れを積極的に推進する政策をとっている。
基本的な教育制度
資源のないシンガポールは、国際競争に勝ち抜ける「人的資源」育成のため教育にかなり力を入れている。国公立の学校は教育省(MOE:Ministry of Education)が管理、私立校も政府機関である私立教育審議会(CPE)に登録を義務づけることで、世界でもトップレベルの教育水準を維持している。教育制度は、イギリスの植民地だったことからイギリスの影響が大きく、小学校(Primary School)は6年間、中学校(Secondary School)は4~5年間、高校(Junior College)は1~3年間。小学・中学・高校をそれぞれ卒業する前に全国共通試験を受け、その成績によって進学が可能な学校のレベルが決まる。
シンガポールの大学は、シンガポール国立大学(NUS)、ナンヤン工科大学(NTU)、シンガポール工科デザイン大学(SUTD)、シンガポール経営管理大学(SMU)の4つ。近年、外国の一流大学との連携が積極的に行われており、より優秀な研究者・留学生の呼び込みが行われている。
特徴的なプログラム
シンガポールは、東南アジアの“Hub for Educational Excellence”( 教育のハブ)となることを目指し、留学生受け入れを積極的に推進する政策をとっている。大学・大学院は世界中から優秀な留学生が集まっている。インターナショナルな環境の幼稚園、インターナショナルスクール、語学学校も多数あり、治安もよく日本と同じような感覚で生活ができるため、親子留学先としても注目されている。
〈留学に関する情報収集先〉
・シンガポール大使館
〒106-0032 東京都港区六本木5-12-3
TEL:03-3586-9111/2
http://www.mfa.gov.sg/content/mfa/overseasmission/tokyo/jp.html
・シンガポール移民局(ICA)
http://www.ica.gov.sg/